
表紙にタイトルのある「福島県浜通りの春」という記事は、本冊には掲載されていません。
発売日直前に東日本大震災が起きて、記事を削除するか差し替えるかしたものの、表紙印刷が先行してて間に合わなかったのかなーと思います。
あと、確か「編集部員が体験入門」も掲載されてなかったと思います。台割の都合でしょうか。
東京あたりに住んでいれば「春先の釣りは浜通り」という人も多かったはず。
うちのだんさんや友人だちもそうでした。私は寒がりで川には入らず、スケッチしたり草摘みしたりして遊んでましたが。
「釣りっコか」「うちへ泊まってけ」と声をかけてくれたお婆さん、歌うように流れてた水、川べりの草花など、今でもよく思い出します。
地縁も血縁もない身にできることは限られますが、格別美しい思い出の地に、いつかまた本当の春が来ることを、ずっと信じています。